学校ではみんなと同じように振る舞えというのに、
就職試験では「個性を出せ」、入社したら「差別化だ」といわれる。
学校と会社で言ってることがまるっきり違うから、
真面目な人は戸惑ってしまう。
大学で羽を伸ばせた人はいいが、伸ばせずに真面目に過ごしてきた
人は社会に出たらしんどいかもしれない。
学校のやり方に会社が合わせるわけにはいかないから、
会社のやり方に、学校がある程度合わせないといけないのだろう。
学校側の意識としては、子どもの学力とか成長の前に、
安全というのが第一にあるのだと思う。
安全第一で、学びや成長は二の次だ。
そういう学校の力学はわかる気はするが、
もっと社会のあり方に合わせて学校も変わってほしい。
1つの正解だけを追わせるのではなくて、
多様性を認めて、長所を伸ばすような学び舎であってほしい。
先生たちはそれができる能力を持っているはず。
そのために私たち親にももっと要求してもいいんだし、
子どもを育てる同士として共に協力していきたいとも思う。