「同調圧力」は本当にあるか?① 

同調圧力」を感じるのは、感じる方の問題もある――。

繰り返しこのブログで述べてきた。

人間たるもの、結婚して子どもを生むべしという、

同調圧力を感じる人がいる。

会社に就職するなどして納税すべしという

同調圧力を感じる人もいる。

一方で、これをまったく感じない人もいる。

「私は私」で生きている。

世間というものは確かにあって、異論をはさませないような

「空気」があるのもわかる。

でも、同調圧力を感じる人と、そうでない人がいるのは

なぜなのか。

世間は意図して圧力をかけているわけではない。

「こうあるべし」の総体として、そういう空気ができあがって

しまっているに過ぎない。

それを気真面目に受け取りすぎて、圧力と感じてしまうのは、

受け取る方にも問題がある。

このことについて6回にわたって書いてみよう。