「同調圧力」を感じるのは、感じる方の問題もある――。
繰り返しこのブログで述べてきた。
人間たるもの、結婚して子どもを生むべしという、
同調圧力を感じる人がいる。
会社に就職するなどして納税すべしという
同調圧力を感じる人もいる。
一方で、これをまったく感じない人もいる。
「私は私」で生きている。
世間というものは確かにあって、異論をはさませないような
「空気」があるのもわかる。
でも、同調圧力を感じる人と、そうでない人がいるのは
なぜなのか。
世間は意図して圧力をかけているわけではない。
「こうあるべし」の総体として、そういう空気ができあがって
しまっているに過ぎない。
それを気真面目に受け取りすぎて、圧力と感じてしまうのは、
受け取る方にも問題がある。
このことについて6回にわたって書いてみよう。