いじりといじめの境目

今の時代、同調圧力を感じる子が多いのだそうだ。
大人でもそうかもしれないよね。
そうならないためには、子どものころからの
教育が大切だと思う。
大坂なおみ選手のように「私は私」でいいと教える
ことで、同調圧力を感じない子に育つと思う。
結局、同調圧力はいじめにつながる。
いじめといじりの境目は、やられた本人がどう思うかだ。
いやだと思ったらそれはもういじめ。
このことは、文科省の定義でもそうだ。
でも、相手が嫌がっていることを
いじめている子はどう見抜けばいいのだろう。
嫌だけど、その場の雰囲気を乱すと考えてしまって、
つまり、同調圧力を感じてしまって、いやな顔ができないから
相手はいじりと思って続けてしまう。
それを防ぐには、「いやだ、やめて」というしかない。
これを言える子に育てていく必要がある。
すなわち、周りの雰囲気とかどう思われるかではなく、
「私は私」なのだから、はっきり拒絶するということだ。
いじめられるほうに非はないのだが、
「いやだ、やめて」が言えるようになったほうが、
後々の人生でも楽になるはずだ。