「発症」「軽症」の感覚は人それぞれ

今回の新型コロナウイルスの感染が怖いのは、

無症状の感染者が相当数いることだ。

やっかいなのは、無症状なのに感染力があること。

そんため、自分ではそれと気づかずに他人に感染させて

しまうことなのだ。

おそらく軽症でも感染力があるのだろう。

そして、「発症」と「軽症」には個人差があるということ。

人によっては、「ちょっと体調が悪い」ぐらいのことで、

外に出てしまう。

これを発症と捉える人もいれば、体調が悪いとしか

感じない人もいる。

これは「軽症」にもいえることだ。

慢性的に体調がすぐれない人もいるだろう。

ちょっと疲れているだけ、と考えて外に出てしまう。

始末に悪いのは、人によって軽症で済む人と、

亡くなってしまう人がいることだ。

ある免疫学の先生に言わせると、亡くなっているのは、

50代以上で、ほとんどが70代、80代の持病をもつ人らしい。

いつもと違う体調不良を感じたら、早め早めに休むことだ。