私が懇意にしているある和尚さんがこんなことを言ってました。
「近所でいろんな集まりがあるでしょう。
自治会とか町内会とか。PTAとかね。
そういう集まりの中で、たわいのない話をしていても、
お互いにメンタルのケアをしてあっているんだね。
井戸端会議でもいいから、実際に会って集まって、
話をする、話を聞くっていうことが大事なんです」
集まって話すことでメンタルのケアをお互いにしている
というのは、新鮮な視点でした。
確かにそうだと思う。
地域に知っている人がいることは、大きな安心感になる。
現代人の不安感、孤独感が大きいのは、
物理的に近くにいる人に、知り合いがあまりいないから
なんじゃないかと思う。
このことは実証しにくいけど、実感としては確かにあるなあ。