カフェ・デ・モンクが盛況

いまさまざまな自然災害に遭った地で
「カフェ・デ・モンク」という移動式の喫茶店が開かれている。
モンクは「僧侶」を意味し、「文句」を聞きますよという意味だ。
僧侶や牧師などさまざまな宗教者がボランティアで集まり、
被災した人の話をただひたすら聞く。
この移動式喫茶を最初にはじめたのは、
東日本大震災後に被災地を回った宮城県栗原市の金田諦應住職。
金田住職の思いに賛同する人たちが集まり、
各地でカフェ・デ・モンクが産声を上げた。
2016年の熊本地震、2018年の北海道地震でも
のれんわけされたメンバーによって開かれた。
炊き出しや物資の供給も大事だけど、
それが落ち着いたあとにはこういった心のケアも
とても大事だと思う。