長男の死の意識

長男は1月1日に急なアレルギー症状が出たので、
そのことが、トラウマとまではいかないが、
かなり強い印象を与えたようだ。
あるとき、ポツンとこういう。
「ぼく、1回死んだの?」
思わず吹き出してしまった。
う〜ん、たぶん死んでないと思うけどね〜。
前にも「あの事故で5歳の子が死んだんだってね」
と夫婦で話し合っていたら、それを聞いていた長男が、
「ぼく、死んでる?」
と問うのでびっくりしたことがあるが、
長男は死をかなり身近なものとして感じているようだ。
普通、10歳ぐらいにならないと
死という抽象概念を理解できないとされている。
もちろん、死の本当のところは理解していないと思うが、
何か感じるところがあるのだろう。
折に触れて、死について話ってみようと思う。
またおもしろいフレーズが彼の口から
飛び出すかもしれないから。