カメラマンのボランティア

ラグビーW杯では、釜石で2つのゲームが行われるはずだった。

そのうちの1試合が台風の影響で中止になった。

ゲームをする予定だったカナダチームの選手スタッフが、

釜石で台風被害の復旧作業をしたことがメディアで報じられた。

このとき、選手やスタッフだけでなく、映像制作会社のスタッフたちも

ボランティアに参加したという。

選手やスタッフがボランティアに汗を流す映像を見て、

「マスコミもボランティアしろよ」

と思った人もいたかもしれない。

でも、カメラマンのボランティアは、

それを映像に撮る人がいないから、無理だよね?

目に映っているものだけを「見て」いたら、

狭量な考えから出られない。