私が考える書籍の企画は、
老い方とか、認知症とかが多い。
あと、教育とか。
特に認知症と教育って、なかなか接点が多い。
どっちも人に何かすることになる。
認知症でいけば、介護だし、
教育は教育そのものだし。
赤ん坊が幼児になるにしたがって、
認知機能を獲得していくように、
年老いていくと、認知症にならなくても
認知機能は落ちるわけでしょ。
いわば、獲得していく過程と、喪失していく過程で
逆のパターンになるわけだ。
この2つの過程を学ぶと、
人間が人間たるゆえんがわかってくるよ。