ラグビーシーズン終了

ラグビーシーズンが終わってしまった。
日本選手権はヤマハサントリーを下して日本一。
ヤマハは数年前に活動縮小があって、大量に選手が
退団したということがあったみたいだけど、
清宮監督になってすばらしく強くなった。
勝戦でもサントリーにほとんど前進を許さない
完璧な防御で勝った。
これはこれですばらしい戦いだったのだが、
素人的にはちょっと釈然としないものが残る。
先月はトップリーグプレーオフトーナメントがあって、
そこではパナソニックが勝っているのだ。
で、そのパナソニックはこの大事なときに、
主力選手の何人かが南半球のスーパーラグビーのチームに
参加するということで、いなかった。
日本一を決める大会よりも大事な大会があるわけだ。
パナソニックヤマハのどっちがチャンピオンなのか
どうもはっきりしない。
来年はそのスーパーラグビーに日本チームが参加する。
日本選手権のあり方も抜本的に見直されることになる。
大学の選抜チームがトップリーグに参加したり、
Jリーグのように大学生が大学に所属しながら
トップリーグに参加したりといったことが
できるようになるといいのだが。
それにはやはりプロ化しないとダメなのだが。
プロになれば代表は強くなり、ラグビーも人気が出るかも
しれないが、それまでプロでやっていけるかが問題だ。
課題山積のラグビー界だが、よい方向に行くことを祈る。