出版業界はまだまだ古い業界なのだなと思ってしまいます。
お盆の時期にも普通に取材を組まれます。
もっと前倒しで進めて、お盆の時期は週なかを丸々休む
ということはあまり考えないようです。
さすがに今は金曜日の取材で、月曜日が締切なんて
ことはほとんどなくなりましたが、
お盆とか正月を利用して仕事を進めようという
考えをもっている人はまだまだいるようです。
知価社会、つまり知恵が価値をもつ社会では、
2時間以上仕事をすると、集中力が続かなくて生産性は落ちる
ので、他のことをやったほうが、能率は上がります。
それと同じで、毎日仕事をしていても能率は上がらないので、
休日は別のことをやったほうが、知恵は蓄えられます。
本や雑誌をつくる仕事なんて、見るもの、聞くものが
ぜんぶ仕事のネタに繋がるかもしれないものなので、
いってみれば、24時間仕事なわけです。
だったら、「作業」の時間は極力減らして
別の「仕事」をやったほうがいいのです。
