偉大な研究

ヘウレーカという又吉直樹さんの番組に
小4のときにオオバコの研究をした14歳の中学生が出ていた。
これにはめちゃくちゃ関心した。
山田駿佑くんである。
彼は家の前にはえていたオオバコに興味を持って研究した。
タイトルは「オオバコはなぜ道の真ん中に生えているのか」だ。
彼はほかの植物と一緒にオオバコを育てながら、
踏圧にどれだけ強いかを、漬物石を押し付けることで検証した。
他の植物は枯れてしまったが、オオバコだけは生き生きしていた。
さらにオオバコの種はネバネバしていることを発見し、
靴の裏について運ばれた場合、どれだけ遠くまで行けるかを検証し、
繁殖能力を調べた。
すると、なんと1キロ先まで種は落ちなかったという。
オオバコは、踏まれることに強くなることで、道の真ん中でも
繁殖することができ、水や養分、日光を独占できる。
踏まれたときに種を運んでもらいやすくもしている。
このことを知った山田君の最後のコメントがよかった。
「自分は背が小さいけれど、それを生かすことができるんじゃないか
と思って、勇気をもらいました」
そんなことを言っていた。
学ぶことの意義はこういうところにあると思う。
大したものだ。私も見習おう。