内からの眺めと外からの眺め

外から見ていると、
「それやっちゃまずいよね」
ということも、中にいるとわからないものだ。
先日、蕎麦屋にカツ丼とそばのセットを食べにいった。
11時50分ぐらいだったか、店に電話がかかってきた。
出前の依頼である。
注文を受けた妙齢のおばさんが何やら店内で相談している。
「あそこセキュリティが厳しくて入るの大変なんだよ」
「てんぷらそば1つなんだけど」
「あ〜それ行きたくないよね〜、1つでしょ」
「断っちゃったら?」
出前は何百円か増しになるのだろうけど、
これから忙しいというときに人手を取られて
面倒だなという気持ちはわからんでもない。
わりに合わないなら出前はやめればいい。
それに、そういう会話は客の聞こえないところで
やったほうがいい。
客としては、「そういう店なんだな」と思うものだ。
あまり客を大事にしていない感じがする。
立場が変わると見えなくなるんでしょうね。