朝の有料車両

京王電鉄が有料で朝、座れる車両をつくるらしい。
以前から要望はあったのだが、実現できなかったという。
鉄道会社がそういう戦略に舵を切ったのもわかる気がする。
これから人口が減っていくから、増収していくには
客単価を増やすしかない。
土日の稼働数を増やそうとして、高尾山などの開発をしてきた。
沿線人口を増やそうと、不動産部門が山林をつぶして
新しい造営地をつくってきたが、それももう限界だ。
沿線に大きな造営地を作る余地はない。
そうなると、客単価を増やすしかないわけだ。
どれくらいの値段設定になるのかわからないが、
なんか釈然としない感じがする。
まあ、こんなのは飛行機のエコノミー、ビジネス、ファーストクラス
とか、新幹線のグリーン車とかもうあるのだけど、
どっかに「朝の通勤電車だけはみんな平等」というのがあった。
そうであってほしかったという気がする。
でも、もう時代はそうじゃないんだね。
時代に従って、変わっていかないとね。