気になってしまうこと

「今日はお弁当にしました」
といって、田んぼで農作業をしているおとうさんのところに、
奥さんと思しき妙齢の女性がやってくるテレビCMがある。
「じゃあ、いつもはどうしているんだ?」
という疑問がふっとわく。
あと、ランチパックのCMもそうだ。
さっそうと自転車に乗ってやってくる男性が商品を食べ、
その後、何か店先で店主と相談している。
「男性の職業は何なのか?」
そういうことが気になってしまう。
「いつもは家に帰って食べているのかな、
天気のいい日は弁当にするのかな」とか、
「彼は経営コンサルタントに違いない」などと
想像を膨らませてみたりする。
CMのなかの登場人物たちの人生を想像してみるのだ。
けっこうひまつぶしにはなる。
まあ、それだけなんだけど。