都市と田舎

先日、取材した70代の男性の子どもの話。

東京都心のど真ん中で生まれ育った長男次男は、

東日本大震災をきっかけに地方に住むようにったらしい。

一人は京都の田舎で、もうひとりは長野だという。

どっちかが忘れたが、それぞれ5人、4人の子育てを

しているというのだ。

いまは地方の自治体で子育て世代に対する支援をやっていて、

幼稚園保育園が無料とか、小学生まで医療費が無料とか

いろいろと施策が講じられている。

都心部ではほとんど子どもが1、2人だろうが、

私の住んでいる多摩地区では、子どもが3人いる家庭は

かなり多いという印象だ。

都心でバリバリ働いて、子どもが1,2人か、

地方でのんびり働いて3人以上の子どもを生むか、

それぞれの人生観によるところだろうが、

長い人生、子どもが多いほうが退屈しないかもしれない。