教育の目的と手段

昨日で2学期は終わり。
次女は結局、最初の二週間を休み、そこからは母親と一緒に登校した。
学校や家庭を含めた、子供の教育の目的は、子供を成長させること
であって、学校に行くのはその手段であるという大前提に立たねば
ならないと思っている。
学校に行くのは手段であって、目的ではない。
ただ、目的としての学校は選択肢としてはほぼ一択なのである。
義務教育の間は学校に通うことが義務だからだ。
だからこそ、親は思い悩むのだ。
学校側としても目的は「子供の成長」という共通意識をもってほしい。
この目的のためであれば、子供が自分なりのやり方で
勉強しようとしているのを応援できるはず。
学校に完璧に通えないことをよしとすることは、
学校側からすれば自己否定と感じるかもしれないが、そうではない。
学校はあまりすべてを背負いこむ必要はないし、
家庭もすべてを預けるべきではない。
家庭と学校は、子供を背負って歩くのでもなく、神輿に乗せる
のでもなく、伴走者であればいい。
走るのは本人なのだから。
来年も「子供の成長にとってどうか」を常に考えながら
子供たちに向き合っていきたいものです。