栄枯盛衰

セイタカアワダチソウは最近、
それほど大繁殖していないように見える。
かつてはそうとうな勢いで、迷惑な外来種という
位置づけの植物だったのにね。
理由は、セイタカアワダチソウが出すアレロパシーという
化学物質が自分への毒になってしまったかららしい。
日本に来た時、日本の在来種はアレロパシー耐性が
あまりなかったため、負けっぱなしだったのだが、
最近はその耐性を身に着けつつあるのかもしれない。
(これは私の想像なのだが)
盛者必衰とはよくいったもの。
勝ち続けることはできないんだねえ。
時間がたてば、周りと調和して、ころあいのいいところで
おさまり、居場所を確保するということなのかもしれない。
セイタカアワダチソウもやっと居場所を得たのかもしれないね。