自分を賢く見せたい人

他人の文章を見ていて思うことがある。
わかりにくい文章はだいたいが、自分を賢くみせよう
自分を実際よりよく見せようという姿勢が見えることだ。
難しい漢字、表現を使ったり、もってまわった書き方をしたりする。
なぜわかるかというと、私が実際そうだったからだ。
自分に自信がないときは、自分を賢く見せようと、
「ほら、こんな漢字を知っていますよ」
「こんな表現方法を使えますよ」
といったことをやりがちだ。
自分がどう見られようと関係ない、
読む人に言いたいことが伝わるかどうかが重要だ、
という基本に立ち返ることができれば、
難しい漢字、表現を使わなくてもよくなる。
手垢にまみれた言葉を使っても、よく伝わる文章が書ける。
本当に頭のいい人は、表面に出てくる言葉にはこだわらない。
書いたことによって言いたいことが伝わるかどうかに
こだわっている。
私もそのようになりたいな。