校庭芝生化講座

東京都教育委員会が推進する校庭芝生化。
昨日、東京都が主催する校庭芝生化講座に出席した。
おやじの会の人たち3人と一緒に計4人で、
都内の小学校を訪れた。
講座の内容は、維持管理の話がほとんどで、どのように
導入するかの話がなく、拍子抜けした。
その小学校はかなり激しく使っているらしく、
全面的に芝ははがれていて、芝刈りする芝が残っていないほどだった。
それを見たおやじの会のメンバーのひとりが
「あれを見たら、続ける気力がなくなる」
と言い、最後には「私は無理だ。できない」と感想を述べた。
私はそれを聞いてたいそうがっくりした。
興味をもってくれた人でさえ、こうなのだから、
興味をもってくれていない人に賛同するには何年かかるか。
前にも「雑草がぼうぼうだったら、やる気なくなるな」と
言われたこともあった。
でも、考えてみてほしい。
なぜ芝がはがれてしまったのか。
それは子供たちが元気に遊び、地域の人がたくさん使ったからだ。
はがれてしまった芝だけでなく、その裏にあるものも想像してほしいな。
「庭園をつくっているわけではない。子供が遊んだから芝がはがれた。
なくなったらまた直して使えばいい」
何度もそういうことを伝えたとしても、あんな感想が返ってくる。
この先どうやって進めていけばいいのか、落胆の一日でした。