日本の会社員はやる気がないらしい。
ある研究調査で、日本人の会社員はやる気のある社員は
たったの６％で、アメリカの３２％と比べて著しく低いようだ。
なんとも無残な結果だ。
実感的にはここまでひどいとは思えないのだけど。
ただ、希望に燃えているかというとそういうわけでもない。
なんというか、仕事はやる気に燃えてやるものというより、
やらなければいけないものという義務感のほうが強い。
義務だから、苦しくても耐えて、我慢してやる
というのが、日本人は好きなのだ。
やる気を出して、楽しく、ワクワクしながらやるよりも、
やりたくなくても、苦しいのを我慢してやるほうが
かっこいいと思っている。
そういう自分に酔っていて、そういう自分が好きなのだ。
だから、残業している自分が好きだし、
休日出勤している自分がかっこいいのだし、
忙しい自分でありたいから、徹夜だって厭わない。
この病を治すのは、並大抵ではない。
