許容範囲が狭い

最近とくによく思うのが、現代日本人は許容範囲が
とても狭くなってということだ。
それをとても強く感じる。
多様性を受け入れられず、排他的になり、ごく少数で
強固なつながりを持とうとする。
あまりいい傾向ではないね。
私はこれは他者とのつながりの希薄さが、
逆に排他的になる要因になっているような気がする。
つながりが弱くて不安なので、既存のつながりを強化するために、
排他的になるということだ。
許容範囲が狭いというのは、他人の失敗が許せない
ということに象徴的に表れる。
他人の失敗を、利害関係者でもない人が
自分のことのように憤怒する。
こういう許容範囲の狭い社会というのはとても生きにくい。
もっとおおらかな社会で生きたいなあ。