ライターと編集者

ライターと編集者というのは、兼務している人が多い。
私も場合によっては編集者の肩書を使う。
でも、編集者としての能力はいちじるしく低いので、
ましなほうのライターを名乗っている。
だから編集者の中には原稿をかなり書く人もいる。
あるベテラン編集者さんは、1日50ページぐらい書けるらしい。
でも、書き出すまでに10日悩むという。
私の場合、書き出すのに悩むことはないが、
1日50ページはとうてい無理だ。
せいぜい1日20ページが限度。
だから、200ページを10日に分けて執筆する。
7時半から17時までのあいだで書く。
それ以上やっても、翌日のペースが落ちるだけで
結局、能率的には同じだからだ。
でも、極めて短距離型の人もいるわけで、タイプが違うのだ。
勉強もそうだけど、自分のやり方を見つけることだね。