「編集者」なんていえない 

ときどき、記事に添えるプロフィールを書くときに

編集者さんが気を利かせて、「ライター」のほかに

「編集者」を加えてくださるときがある。

これにはちょっと違和感がある。

というのも、私はプロの編集者さんのレベルの仕事が

できないと思っているからだ。

校閲さんもすごい仕事をするけど、編集者さんの仕事というのも

やっぱりプロと思わせるものがある。

めちゃくちゃ細かい点に気が付いたり、方向性を修正して

くれたり、本当に仕事のパートナーとしてすごい仕事をする。

それと比べると、私の編集者としての仕事は誠に拙い。

なので、私が「編集者」と名乗るのは本物の方々に申し訳ない。

だから私は名刺にもライターとしか入れてない。

でも、どっちもできる、これまたすごい人がいるのも確か。

そういう人にはなれそうもないから、ライターを

突き詰めていくしかないのだろうと思っている。