お金を借りたらお金をもらえる?

マイナス金利は一種の金融緩和措置なのらしいけれども、
これが行きつく先として、私たち預金者に影響する現象が2つ考えられる。
ひとつは、銀行預金の管理手数料を取られる、あるいは引き出しの際の
手数料がどの時間帯でも取られるようになる。
管理手数料というのはマイナス金利みたいなものだ。
もうひとつは、お金を借りたら、金利がついてお金がもらえるとという形。
銀行は自分たちが借りている金利以上の金利で、
人に貸せばその利ザヤで儲けることができるので、
その逆をやればいいというわけ。
銀行はマイナス金利でお金をとられるけど、
貸し出せば取られる金額が減る。
だから、お小遣いをあげても借りてもらおうとする。
今後、住宅ローンを借りたら、どんどん元本が減っていくなんて
世の中もくるかもね。
でも、これをやると必ずバブルが発生するだろうな。
借りたら借りただけお金が増えるんだから、
どんどんお金を借りてどんどん投資する。
すると、金融資産はどんどん増えていって、
ハイパーインフレになるよね。
すると、お札は紙くずになるよね。
そうなると、デノミとか預金封鎖という話になるよね。
このときに今1000兆円とか言われている国の借金は一掃できる。
政府が狙っているのは、本当はそこなんじゃないか
……というのは、都市伝説みたいなものを言う人もいる。
極端なことになると、どこかで一度、ものすごく苦労する時期が発生する。
そういうことにならないために政治があるのだが、どうなることやら。