以前は年をとったら粗食がいいといわれていたんだけど、
いまは「肉もしっかり食べないといけない」と言われていますね。
肉はコレステロールなどの脂質を多く含むっていうので、
肥満の原因になるとされていた。
だけど、「年をとったら粗食」はたぶん、食事が欧米化してきて、
肥満が問題になったときに言われてた言い方なのだと思う。
でも、肉類には神経伝達物質といわれるセロトニンや性ホルモンの
原料となる物質が含まれているので、極端に減らすと
いろんな体調不良が出てくる。
セロトニンやホルモンの分泌が減ると、気分障害みたいなものも出てきやすい。
医者によると、肉類をしっかり食べている人はやはり元気だという。
子どもにもしっかり食べさせたい。
江戸時代の人より、縄文時代の人のほうが体格がよかったらしい。
弥生時代になって稲作が定着するまでは、狩猟で肉類をしっかり食べて
いたからではないかと思う。
それが米で腹を満たせるようになったので、
たんぱく質の摂取量が減ったのだろう。
良質なたんぱく質を摂ることは、意欲を維持するにも必要。
４０代になったからには、これからはそんなことにも気をつけていかないとね。
