夜に書いた原稿は朝、見直す

私がライターとして書いた記事は、
翌日の朝、見直してから編集者に送信することにしている。
よく言いますよね、ラブレターも朝見直せと。
夜は感情が高ぶっているから、思わず、筆が滑ることがある。
それを朝になってもう一度、冷静な目で見てみるというわけだ。
仕事のメールなんかもそうですよね。
相手から挑発的なメールがきて、その返信を書いたら
売り言葉に買い言葉になってしまったなんて
経験をした人はけっこういるだろう。
こういうときも文面を朝、見直すのがよい。
朝、フレッシュな頭で読み返すことで、夜には気づかなかった
小さな穴にも気づくことができる。
短期記憶として脳の海馬に貯めた記憶は、
睡眠時に側頭葉に転送されるらしいので、
眠っている間に記憶が整理される。
夜中、考えが悪い意味で煮詰まってしまったら、
その日は寝てしまったほうがよい。
朝になるとあっさり結論が出たりするものだ。
やっぱり夜はしっかりと眠らないとね。