「一方的な主張」

映画を見ると、他の人はどんな感想をもったのかと
レビューサイトを見ることがある。
その中に「一方的な主張を見せつけられた」と不満を述べている人が
結構、いることに驚いた。
映画なんて、「一方的な主張」を見せるものでしょ。
「自分はこういうことがいいたい」というものを映画人はつくればよい。
その中に「でもこう考える人もいます」なんて言い訳はいらない。
それをやるなら、さらに「それでも私はこう思うのです」と
たたみかけてやればいいのだ。
映画を見たら、「そうか、こういう考え方もあるのか」と
受け止めればいいこと。
それが自分の考えと違えば、「でも、私の意見は違うな」これでいいのである。
主張のない意見など聞くに値しない。
最近、テレビのコメンテーターも自分の意見がない人が多い。
失言をしない安全な人ばかりが選ばれている。
飲み屋でもそうなのではないかな。
自分の意見を声高に言う人は、「めんどくさい人」になる。
自分はいつでもめんどくさい人であり続けたいものだ。