『きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物』

2歳の長男の好きなトーマスの映画。
昨年、公開されたのが「勇者とソドー島の怪物」だ。
この映画のテーマははっきりしている。
「臆病者でないってことは、怖がらないということではない。
怖くても勇気を出して自分の務めを果たすことのできる者のことだ」
ずばりコレである。
ある日本人宇宙飛行士も「怖がることはとても大事。そのことで
危険に事前に対処できる」と言っている。
1歳ぐらいまでは高いところに上っても怖がることができない。
これは高さの認知がまだ十分でないからだ。
でもこれが2歳ぐらいになってくると、ちゃんと怖がることができる。
段階的に高いところを経験していくと、「これ以上は危険だ」という
ことがわかるようになっていく。
大事なのは「段階的」に経験していくということだ。
一気に高いところに行くと、実感できないからだ。
これは仕事においてもそうで、「危ない」というレベルを感じる能力が
必要だと思う。
そして、本当に危ないかもというとき、勇気を出してやってみるかどうか
というのが分かれ道になってくる。
段階的に経験を積んでいけていれば、たぶんそれはやっても大丈夫。
経験がなければ、無理だとなってしまうだろう。
しっかり怖がり、自分で判断できる子に育ってほしいものだ。