スポーツにおける兄と弟

スポーツでよく兄弟で活躍する選手を見つける。
野球でもサッカーでもラグビー、柔道などだ。
そういうとき、だいたい兄は
「弟のほうが、自分よりもぜんぜんすごい」
なんてことを言ったりする。
どう考えても兄のほうがすごいという場合でも、
兄は弟をこう評するのだ。
兄というのは、案外、優しいものなのだなと思う。
兄や姉は自分で最初から切り開いていかないといけない。
でも、弟や妹というのは、兄や姉が歩いた道を後から
追いかけていけばいいだけから、格段にやりやすい。
スポーツの場合、同じチームに兄や姉がいると、
弟や妹は競技にだけ集中できるから、技術も向上しやすい。
自分で切り開いていないぶん、兄や姉に比べて
弟や妹はひ弱だったりする。
こういうことを研究している人がいたら、
ぜひ研究成果を聞いてみたい。