「ズルい!」が口癖

末っ子に対しては甘くなっているつもりはないのだが、
我が家の3人のうちの上の姉ふたりは、
「弟だけ甘やかされている」と感じている。
6つも3つも上の人と同じ要求をされたら、
5歳の子としてはたまったもんではない。
姉たちは、自分たちも同じようにされていたことなど
忘れてしまっているから、現在との自分との扱いの違いに
不公平を感じるようだ。
そういうときは、「よちよち〜って褒めてほしいのか」
というが、「そうじゃない!」と強く否定する。
「どうしてほしいネン!」とこっちは思う。
次女はとくにその感じが強く、口癖は
「ズルい!」である。
自分どうこうより、自分以外の人がよく扱われていることが
どうにも悔しいようなのだ。
こういう性格の人は苦労する。
大人になるにしたがって、そういう自分と折り合いを
つける方法を学んでくれたらいいけれど。