下を見て歩こう

春はだいたいオオイヌノフグリからはじまって
ヒメオドリコソウトウダイグサホトケノザ
ハナニラムスカリ、ショッカッサイなどが見られる。
あと、スイセンもあるし、いまはコブシも咲き始めた。
子どもがつんできて、一輪挿しに生けてある。
2種類ぐらいだと少しさびしいが、
道端に咲く花でも3種類以上になると豪華になる。
もちろん、これらの草花は道端に生えているものだ。
公道に生えているもので、たくさん生えているものについては
少量につき採取してよいと子どもに教えている。
取ってきたら、必ず図鑑で調べてみる。
ホトケノザは、葉っぱが仏像の台座に似ている事から
この名がついたのだという。
オオイヌノフグリのふぐりとは、睾丸を刺す。
犬の睾丸なんて、かわいらしい花には似つかわないのだが、
そういうのを一度聞いたら忘れない。
この時期になると、桜が咲いているかと上ばかり見てしまうが、
下を見て歩いてもきれいな花は咲いているのだ。