困ったときにはもう遅い

森林や植物、生態系について、おもしろくて、ためになる
文章が書けるライターになりたいなあと思っている。
ところが、そういう趣味的な内容だと、
需要があるのだろうかとも思う。
たとえば、出産や育児に関することなら、困っている人が
たくさんいるから、問題に対して解決を示す文章の需要は
とても多くあると思う。
でも、森林や植物、生態系については、普通の日常生活では
ほとんど困った事態にはならない。
けれど、困ったときには、そのことについて考えてももう遅い
というのが、この分野のテーマの宿命だ。
困った事態になる前に問題を指摘して、その芽を摘み取って
おくことができるように、考えておくべきだ。
住友林業サントリーなど、大企業のいくつかは森を育てている。
環境への取り組みを行っている企業は多い。
企業のあらを探すのもけっこうだが、こうやって人知れず
困った事態になる前にやっている取り組みについても
注目する必要があるんじゃないかなあ。