V6,達成!

帝京ラグビーーがまたやってくれました。
ラグビー大学選手権、6連覇を達成です!
決勝は、シーズン終盤にチームとして急成長をしてきた筑波大学が相手。
2年前の決勝戦と同一カードでした。
結果は50−7での圧勝となりました。
私が印象に残ったのは、ブレイクダウンでの攻防とコンバージョンキック。
かつて対抗戦でブレイクダウンで圧倒され、筑波大学に完敗した
ことがありました。そのときのことを忘れず、今回はそこで負けないという
強い意志が感じられました。
その結果、密集でのボールの争奪戦で相手ボールを前半だけで
11回も奪ってみせました。
トライ後のコンバージョンキックでは、準決勝であまり精度が高くなく、
何度か外していましたが、今日はほぼ完璧な出来で、チームを支えました。
負けたときや、うまくいかなかったとき、それがなぜそうなったのか、
きちんと分析し、次に向けて周到に準備するという、
スポーツ選手として基本的なことを地道にやっているのだなということが
見ている私たちに伝わってくるのが、帝京ラグビーです。
これはどのスポーツチームにもお手本になると思います。
「次に向けてこの点を修正して」という言葉が選手からもよく聞かれます。
「次はもっと気合を入れて」などといったあいまいな発言はありません。
やるべきことが明確にイメージできている証拠ですね。
次は社会人と対戦する日本選手権。
今回こそは社会人トップリーグの一角を撃破してくれるでしょう!