いまどきの学校教育

今日から子どもたちは夏休みに入りました。
1年生の長女は初めての通知表を持って帰ってきました。
私らのころは、低学年は
「よくできました」「できました」「がんばりましょう」
の3段階評価でしたが、長女のを見たら2段階評価でした。
事前に先生から通知表の説明があって、
悪いほうの評価がついていても、決して出来が悪いわけではない、
みたいな配慮の言葉があったそうです。
子どもが傷つかないように、との理由からでしょうか。
いま長女が通っている小学校では、いろいろな面でかなり丁寧な
説明があるようです。
こちらが、「そこまで言わなくても」というぐらい配慮してくれます。
いいといえばいいのですが、私などは小さなことで
文句を言ってくる親が多いからこうなるんだろうな、と思ってしまう。
いまの学校教育を画一的だと批判する向きもあるのですが、
私が授業参観などで見る限り、いろいろと工夫されていて、
いい授業だと思いましたよ。
私らのころより指導方法が進化していると思います。
もっと子どもの能力を伸ばす教育を、とかよくいうのですが、
いまの基礎的な学校教育のベースがあってその課題が見えている
わけだから、そのベースがなくなると、たぶん困る人はたくさんいる。
そうなると、「もっと基礎的な教育をしっかり」となるはずです。
いまの学校教育を批判する人は、自分の目で授業を見て、
宿題に目を通してみることをお勧めします。