共通する勝者のメンタリティ

結果を出す人には共通の思考がある。
先日も高藤直寿という柔道男子60キロ日本代表選手の
話題をテレビでやっていた。
高藤選手は、肩車という技を得意としていた。
しかし、ルール改正で下半身を攻撃できなくなり、
手で相手の下半身を掴んで投げる肩車はできなくなった。
得意技を封じられ、高藤選手は不振に陥る。
しかし、彼はこう考えた。
「このルールでできることは何か」
手を使わずに肩車を繰り出すことができるように努力し、その技を体得。
相手はルール改正で「肩車をかけられることはない」という
意識でいるようになったため、おもしろいように肩車が決まるようになった。
ここが勝者のメンタリティ。
ルールが変わったとき、「自分の得意技を封じられた」と考えるのではなく
「このルールでどんな技がかけられるか」
自分ではどうすることもできない外的要因をポジティブに捉えること。
悲観し、愚痴をいい、すねて、腐る人は勝てない。
逆に、負ける人、成長できない人の共通点はこれだね。