過去と未来への想像

疲れた心と体に、はい一本。
名言サプリ 其の330


むかし蒔く木の実大木となりにけり
今蒔く木の実後の大木ぞ
二宮尊徳


二宮金次郎こと、尊徳のモットーがこれ。
昔、撒いた種が今、大木になっている。
同じように、今、撒いた種は、後に大木になる。
なんのことを言っているのか、当たり前すぎる真理だ。
尊徳が、没落農家を復興させたり、藩の財政を改善させたりしたのは
よく知られている。
後の世に、種を撒くことの大切さを言っているわけだよね。
いま日本の世の中は、昔の人が種を撒いたからだろうということだよね。
それを継承していくことが自分の責務だってことだ。
過去と未来を想像してみれば、
おのずと自分がやるべきことが見えてくる。
自分の将来についても、いま種を撒いておかないとね。