寝過ごしのごまかし方

普段は7時間はしっかり睡眠を取っているので、
電車ですっかり眠ってしまうことはほとんどないのだが、
たまに自宅の最寄り駅を通り過ぎてしまうことがある。
1分でも早く家に帰ろうと思っているのに、
通り過ぎてしまうと15分は無駄にする。
それに、だ。
次の駅で折り返すときに、降車の客にバレてしまう。
「うぷ、あの人、寝過ごして折り返しに乗るんだわ」
そういうときは、一度改札の近くまで行く。
なあに、すぐに折り返しの電車はきやしない。
時間はたっぷりありますよ(松木安太郎風に)。
改札の近くには山梨や長野の旅行のPRポスターが貼ってある。
それをふんふんと見ながら、1,2分やり過ごすのである。
単なる旅好きのおっさんにしか見えない。
すると、だいたいの客は通り過ぎていくので、
そのあとに反対方向のホームに行くのである。
そうすれば、寝過ごしたことがバレない。
堂々と反対方向の電車を待っていられる。
都市生活はこういうところに気を使うんですよねー。