銀座でマリッジリング

今回はマリッジリングを買いに行ったのでした。
婚約指輪がエンゲージリング、
結婚指輪がマリッジリングなのでした。
さて、お出かけしたのは銀座。某結婚情報誌を見て、気になった
デザインのものがあったのが銀座だったのです。
まず一件目のお店に突入〜。
「今日はどういったものをお探しで?」といきなり聞かれ、
適当に自由に見たかったのに、カウンターの席に座らされ、
お茶を出されてしまった。
こうなるとすぐには帰してもらえない。軟禁状態である。
もうね、店員さんの意気込みがハンパじゃないんです。
「うちは銀座でも最も種類が多い」
「他店と比べてアフターサービスが満点」
「お手ごろ価格です」
そればかりか、「来月になると値段があがります」といい、
「本日ご購入いただければ、15%OFFにします」という。
もうどこも客の取り込みに必死なのです。
気になったデザインはあったが、とりあえず他の店も見たいと
申し出て、なんとか解放してもらった。
そして、昼食ののち、二軒目にGO!
ここもマリッジリング、エンゲージリング関係は別室に通されます。
大理石の螺旋階段を降りた先にその部屋はあります。
「なんか買わされるんじゃないか」感が満点です。
そればかりか、「生きて帰れるのだろうか」感も湧いてきます。
しかし、ここで対応してくれた店員さんは控えめだった。
一軒目のときと年はそう違わないだろう20代後半の女性だが、
こちらは落ち着いて、ガツガツしてない。
結局、この店で買うことになりました。
この店も「来月から高くなる」とのこと。
それはプラチナの相場が変動するからなのだそうです。
そして、本日限りのスペシャルプライスも出してきました。
想定よりはちょっと高かったのですが、まあよしとしました。
ここのところで、営業職の方にはよく知っておいてほしいのですが、
がんばり方の方向が間違っていると客を逃がしてしまう
ということです。以下の点が気になりました。
1.客を何でも褒めればいいというものではない
2.商品知識は必要だが、ひけらかすような言い方はまずい
3.積極的にぐいぐい言葉をかけたほうが心地いい客もいれば、
  そっとしておいてほしい客もいることを知る
洋服を買うときに声をかけられたくない女性は多いですよね。
そういうときに声をかけるタイミングがあるそうです。
それは値札を見たときだそうです。
でも、これはぼくのような男性には通用しません。
なぜなら、
初めっから値札を見るから!
客への対応は難しいですね。だからおもしろいのだと思いますが。
ああそうだ、マリッジリングの話。
それにしても、ぼくは指輪はおろか、時計もしない人なので、
ちゃんと指輪をするようになるか、それだけが不安です。