さて、このあとどうなるか

円安・株高がすごい勢いです。
これってやっぱり日銀の政策によるところが大きい。
その元はアベノミクスですか。
実体経済とはかけ離れたミニバブルだという人もいれば、
いや、経済は期待で動くのだから、景気浮揚策として、
金融緩和は意味があるのだという人もいる。
でもこのミニバブルによって、期待を持つ人がどれだけいるのかな。
自分の生活が豊かになる、つまり、給料が上がる気配がないと、
期待もなかなか持てないだろう。
こうなると、アベノミクスでやっている財政出動と金融緩和で
一時的に活況を呈している間はいいが、実体経済が成長しないと
本質的に景気は回復しないといえる。
もし円高だけの理由で企業が不調になっているのなら、
円安で企業はたちまち息を吹き返すことになる。
でも、日本経済の輸出の依存度は十数パーセントだから、
円安でどれだけ企業が復活するかよくわからない。
奇しくも韓国は、ウォン高でサムソンは苦しいらしい。
このあとの景気変動がどうなるか、見ものだ。
自分の肌感覚で感じてみたい。