疲れた心と体に、はい、１本。
名言サプリ 其の２４１
三度炊く飯さえ硬し軟らかし思うままにはならぬ世の中
（北大路魯山人）
北大路魯山人は日本の芸術家。
画家であり、陶芸家であり、書道家であった魯山人。
各方面に多才を発揮したのに、「思うままにならぬ」とはこれいかに。
凡人は一個のことに秀でるのも難しいのにね。
毎日やっている飯を炊くのもうまくいかないってことは、
まあほとんどのことは思うようにいかないってことだ。
そういうもんだと受け入れてなさいってことが
言いたかったのかな。
「思うようにならない」その背景は理想が高いからでもあるんだよね。
飯の炊き加減にも頓着する、魯山人の理想の高さが見て取れる。
理想を高くもつってことは、時に重要だね。
それによって苦しむことも多々あるのだけど。
