臆病で当然

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の143


考えすぎると、人間は臆病になる。
(映画コクーンより)


映画「コクーン」を観たかどうか忘れたが、
このセリフを覚えてないから観ていないのだろう。
至極もっともなことだ。
人間というのは、1、2日食べなくても死なないが、
オオカミがやってくるとすぐに死んでしまうから、
実害の出る情報のほうを重視しやすい。
そのほうが生き残る確率が高くなり、そうやって進化してきた。
だから、臆病で、心配性で、ネガティブで当たり前なのだ。
でもそればっかりだと疲れるから、
無理にポジティブに考えようとするわけだ。
ポジティブなほうが不自然なのだけど、だからこそ
人間的であるともいえる。
考え過ぎないこと。
それにはどうするか。
身体を動かし、多忙に身を投じる。
何かひとつのことに没頭する時間をつくる。
それは苔の育成でもいいし、人の耳垢掃除でもいい。
その時間に人は心のリセットをする。
眠ることでリセットできなくなったら、それをやってみるといい。