スリップの教訓

前日の雪で道路はかなりの部分が凍結している。
ちょっと坂になっている部分など、スリップしやすくなっている。
立ち往生している車をニュースで観たりすると、
「こんな日に車運転しなくても」と思ってしまう。
私は雪が降った日は運転しないと決めている。
過去に2,3度スリップして怖い思いをしているからだ。
凍結した道を走るノーマルタイヤの車を見ると、
「怖い経験をしたことがないのだな」と思う。
私は一度、車でクルッと180度回転したことがあった。そのときは、
「もう雪の日は運転すまい。事故を起こしてからそう思う前でよかった」
と思った。
実際、事故を起こしてから、「雪の日に運転するんじゃなかった」
と思う人もいるだろう。


物事は何でもそのように受け止めるようにしている。
何かが起きたら、それを教訓にして次の行動に生かす。
人間として成長しようという思いが根底にあれば、
どんなものごとも前向きにとらえることができ、
無駄なことは何一つないのだと思うことができる。
そして、成長できれば、精神的情緒的に安定し、平穏な毎日が過ごせる。
生まれながらにしてそういう考えができる人もいるが、
多くの人は努力してそうなる。
私も自分が楽をできるように、そういう考え方ができるよう努めてきた。
日々の訓練で、自分を変えていくことはできるのだ。