サンタクロースは、いてる

年中行事のクリスマスが近づいてきている。
今年は立川にある昭和記念公園に出かけようと話している。
イルミネーションを見るためだ。
イルミネーションはきれいかもしれないが、
やっぱり新緑や星空をみるほうがきれいだと思う。
でも、サンタクロースはいると思っている。
関西弁でいうと、「サンタクロースは、いてる」だ。
それは「神がいるかどうか」というレベルでだが。
前にも「サンタクロースの存在を信じているのは実は親のほうだ。
でなければ、プレゼントを買おうという気にならないから」
と書いた。
だから、そういうある意味で深い「存在」というものを
子どもには理解できそうにないから、サンタがプレゼントを
もってきてくれる話にいまのところなっている。
もうそろそろ見知らぬおじさんがプレゼントを持ってくることの
不自然さに気づいてもよさそうだ。
第一、「知らない人からお菓子をもらってはいけない」と
日頃、教えているではないか。
私はいつか子どもに、プレゼントはサンタの存在を信じている
お父さんとママが、サンタの代わりに買っているのだ
という真実を伝えたい。
そのうえで、実在はしなくても「存在」することがあるのだ
ということをわかってもらいたい。
そして、日本人には山岳信仰を基礎とした八百万の神を信ずる
精神性があって、そこに仏教やら他の宗教がのっかっていることを
知ってもらいたい。
いわば、八百万の神を信ずる心がOS(ウィンドウズのような基本ソフト)
としてあり、そのうえに仏教やその他の宗教がアプリケーションソフト
のようにのっかって動いていることを知ってほしい。
だから、私たちは生まれたときに神社に行き、結婚式は教会であげ、
毎年クリスマスに騒いで、ついに死ぬ時にはお寺にお世話になるのは
不自然でもなんでもないってことも理解してほしい。
そんな話ができるのはいつの日か。