なぜこんなに寒い

今年もあとひと月となり、寒さが増している。
俺ってこんなだったかなと思う。
いつからこんなに寒さに弱くなったのか。
子どものころは年中半そでで通したし、
小学生のころなど長ズボンをはいたことがなかった。
東京に来て特に寒さを感じるようになった。
それは、年とともに筋肉量が減ったせいだという人もいる。
懐が寒いせいで全身が寒く感じるのかも。
でも、最近その理由が一つ加わった。
地図をよく見ると、東京というのは「けっこう北にある」ってことだ。
これには出版物の事情があった。
普通日本列島を描いたり、印刷物に載せたりするときは、
いわゆる「太平洋ベルト」を平行にする。
しかし、本当のところは、「太平洋ベルト」は右肩上がりになる。
東京は松江、鳥取よりも北に位置しているのだ。
緯度が上がって、赤道から離れるほど寒くなるのは当たり前。
そういうことだったのだ。
東京は山陰より寒いのだ。山陽で育った自分が寒く感じるのは
無理もない(断じて年のせいなんかではないのだ)。
とはいえ、もうちょっと筋トレとかなんとかするなりして、
寒さに強い体にならなければな。