震災でわかったことがある。
日本人は他力本願の人が多いってことだ。
こんなときに首相下ろしをやっている。
誰かが首相になったら、バラ色の未来が開けると思っている。
もうそういうの辞めにしませんかね。
首相を替えたぐらいでよくなるなら、もうとっくによくなってるでしょう。
ここ３、４年で何人首相やったんですか。
トップを替えてもよくならんということは、
政治に問題があるんじゃないということです。
企業にも言える。
社長が替ったら、劇的によくなるなんてことはない。
社長ががんばってくれたらいいと思っている。
誰かが稼いでくれると思っている。
そのくせ、トップには短期間で結果を出すことも求める。
そうじゃないと思う。
トップをみんなで盛りたてていかなきゃね。
そんで、自分で稼いでいく、自分で変えていくって思わなきゃ。
誰かがよくしてくれるのを待つのは、もうやめにしたい。
他力じゃなくて、自力ね。
他人に寄りかかるんじゃなく、自分の足で立つこと。
それを全員がやろうしたら、日本はすごい国になりますよ。
