毎年繰り返す儀式

今年は25人(たぶん)に年賀状を送り、
12人に「あけおめメール」を送った。
毎年のことだが、「1日、3日に年賀状が届かない人は、
年賀状のやりとりを終えようと思っている人だから、
こちらからも送らないようにしよう。メールで済まそう」
と思うのだが、いざ、年賀状を書く段になって、
「さて、去年、1、3日に送ってこなかった人はだれだっけ?」となって
結局、いつものように適当に人選して送ってしまう。
そして、誰に送ったかわからなくなり、送らなかったであろう人から
思いがけず年賀状が届き、しかし、そのときにはすでに手元の年賀状は
使い果たしており、新たに年賀状を買いに郵便局に走って、プリンターで
また印刷し始めたはいいが、今度はプリンターのインクがなくなって、
そのインクを買うために、ヤマダだかコジマだか、ヤマシタだか
ヨシオカだかの家電量販店に閉店間際にギリギリ飛び込み、
今度はそのプリンターの型番がわからなくなって、家人に電話している
うちに家電量販店のにいちゃんにいぶかしげに見られ、
やっと帰って来て、パソコンの前に座るも、パソコンがメモリ不足で
フリーズして強制終了をやっているうちに、もうどうでもよくなって
眠ってしまったりするということを毎年繰り返している。
「もうこんなことは来年はすまい」
と固く来年の誓いを立てるのだが、やっぱり毎年繰り返す。
もうこんな年末は過ごしたくない。
今年は11月中に書き終えるつもりである。