年賀状ソフトは儲かるらしい

10月ぐらいになると年賀状ソフトが出ますよね。
本屋さんで売られていて、CDがついていて、
年賀状を簡単につくることができるパソコンソフトだ。
ある出版社によると、あれが結構な売上げになるという。
ドル箱であることはよく知られているらしく、
多くの出版社が参入している。
話を聞いた出版社の編集さんのところでは、
社員総出で、書店まわりをするらしい。
書店員に自社の年賀状ソフトの置き場を良い場所に
してもらうように交渉するのだという。
その置き場がちょっと違うだけで、
売上げが敏感に反映されるという。
年賀状を出す人が減ったとはいえ、
まだまだ年賀状を出す人はいて、パソコンで簡単に
つくってしまう人も多いのでしょう。
プリンターの性能がよくなったせいもあるでしょう。
毎年、干支が変わるからみんな買い換えるのだという。
パソコンをよく知っている人は、ネット上でダウンロードした
素材だけでつくってしまえるのだろうけど、
「パソコンはできるけど、そこまで詳しくない」という
人たちをマーケットに見立てた商売である。
それでもけっこうな売上げがあり、50〜60人の会社なら
立派に成立するのだという。
おもしろい商売があるのですねえ。