紙一重

疲れた心と体に、はい、1本。
名言サプリ 其の29


もっとも偉大な人は、自分の判断を思いっきり信じられる人たちのこと
――もっとも馬鹿な人も同じだが。

(byポール・ヴァレリー


ポール・ヴァレリーはフランスの作家、評論家。
いや、もっともなご意見です。
偉大な人は成功するまでは「馬鹿な人」と見られることがほとんど。
結果が出てはじめて天才とかなんとか言われるんですよね。
つまり、天才と馬鹿は紙一重ってことなのかな。
中途半端な人ほど柔軟な考えの持ち主で、
悪く言えば優柔不断ということになる。
この辺のバランスは実に微妙で、結果が出ればどっちでもOKになる。
過程はどうであれ、結果がよければすべて肯定されるのです。
あんまりそれが行き過ぎるとよくないんだけど、
概して世の中の評価はそういうことが多いです。
ポールさんもそういうことが言いたかったんじゃないかな。