ダストボックス問題 後編

日本全体でゴミが減らない事情があることから、
ゴミを減らさなければならないというのがまず一つ。
できれば、増税しないというのが一つ。
越境投棄をさせないのが一つ。
これらのことをすべて満たす方策が必要だ。


私的にはダストボックスは存続してほしいところだが、
ゴミを減らすためならごみ袋有料化はしかたないと思う。
ゴミを減らすにはこれがもっとも有効だと思う。
不法投棄とか、ゴミの持ち込みが増える可能性があるが、
それは現状でも同じである。
いつでもゴミを出せる状態が望ましい。
夜勤の仕事をしている人など、朝にゴミを出せない人がいるからだ。
ただ、夏場の生ゴミだけは時間帯を決めることが大事だ。
受益者負担の考えでいけば、たくさんのゴミを出した人ほど
たくさんの税金を払うべきなので、ゴミ処理有料化は理にかなう。
ただ、紙おむつを使っている家庭は費用が膨大になるので、
なんらかの配慮が必要になるだろう。


粗大ゴミの不法投棄対策には、処理費用を購入時に払うようにするか、
購入時に預かり金をもらっておき、廃棄するときに払い戻すように
すればいい。
捨てるときにお金が返ってくると思えば捨てる人はいなくなる。


あと、知っておきたいのは、ゴミ処理は重さで業者が引き取る。
重いほどたくさんの税金が必要になる。
そのため、生ゴミは手でギュッと絞ることが必要。
これで市だけで億単位の節約になるという。


ダストボックス問題は地域のことだけを考えるのではなく、
日本のゴミの問題という広い視野で見ることが必要だ。
自分なりに引き続き考えていきたいと思う。